ヨーロッパの教会のミサで演奏する場合、たいてい建物の後ろの上の部分にオルガンがあり、私たち演奏者は、オルガンの前・バルコニーの上から演奏することになります。
なので、ミサに参列している人からは私たちが見えません。そのため、演奏の合間(神父さまのメッセージのときなど)は、みんな本を読んだり携帯でメールを打ったりしています。
そんな姿を見ると、やはり悲しくなります。この人たちにとって、教会はお金を儲ける場でしかないのかな、と思います。
たいていのヨーロッパの教会は、建物が古いので、その修復のために多額の費用を必要としています。だから、多額の献金をしてくれる日本の団体を呼んでコンサートをしたりもするそうです。
外側(建物)の維持に執着するあまり、中身(心)を見失っていないでしょうか。自分自身にも、常に問い続けて行かなければならないことだと思います。
教会はビジネスの場?
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