オルガニストの友人2人が、オルガンの演奏をしてくれるというので、11区にあるカトリックの教会に行きました。
ウィーンの町の中には、至る所に教会があり、必ずパイプオルガンが入っています。ですので、道を歩いていても、よくオルガンの音色が聞こえてくるのです。
Vorspiel(フォアシュピール)と言って、大きな演奏会の前に友人など少人数の人を集めて演奏を聴いてもらう、ということを、こちらではよくやります。今日もそんな感じの演奏でした。
パイプオルガンは、たいて教会堂の2階の後ろ側(入り口のちょうど上の辺り)にあります。下の会衆席に座って聴くと、本当に音が上から降ってくるような気がして、別世界に来たような幸せな気持ちになります。
オルガンの演奏は、両手だけでなく両足を、しかもつま先とかかとも別々に動かして弾かなくてはならない、大変な全身運動だな、と思いました。よく頭がこんがらがらないなあ〜と感心します。
こんな素晴らしい演奏が聴けるのも、ウィーンならではのことです。初日から音楽を堪能していますよ!