受難日のレコーディング

先月から行っている、6枚目のCDのレコーディング。今日は後半の録りの第1日目でした。

今日はなんと、一日で6曲を録る!という目標を掲げ、特にピアノ伴奏を録り終えるために、野田氏にがんばってもらいました。余裕があれば、歌も同時に録っていこうということになりました。

前にも書きましたが、今回のCDのテーマの一つは、キリストの受難と復活。「マリアの歌」という曲は、十字架でまさに死のうとしているイエスさまを見ながら歌う、母マリアの心情を歌ったものです。まさに切々と母の思いを吐露するこの曲は、涙なしでは聴けないと思うのですが、歌うほうもかなり精神的につらい曲です。

この曲を録る時になった時、私は(なるべくはやく終わりたいな)と願いました。案の定、野田氏がピアノを弾いていくのを聴きながら歌詞を追って行くと、心がどんどん重くなっていくのがわかりました。もう歌う前から涙が出て来て動悸が速くなっていきます。

この曲で今日の録りが終わるのならよいのですが、まだ他の曲が残っています。ここで泣いたり暗い気持ちになってしまうと、喉が最適な状態ではなくなり、うまく歌えなくなってしまいます。

しかし!その思いとは裏腹に、野田氏のピアノ収録は長引きました。しかも、気づくとちょうど時間は午後3時頃になりました! 今日はまさに受難日、イエスさまが十字架にかかられた日なのです。それも午後3時頃に。

そのような条件が重なり、私の気持ちもマックスに暗く重くなりました。まさに、母マリアの気持ちが私の気持ちになりました。

結果的に、ところどころかすれたような声になり、それがかえって臨場感を出していたのか、良い感じの録音!?になりそうです。

体力的にも精神的にも、とっても大変なレコーディングですが、イエスさまが受難されたこの日に録れたというのも、改めてイースターを思う機会となり、本当に感謝なことでした。

レコーディングは、来週も続きます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <s> <strike> <strong>